2026.01.16
健康豆知識
脳神経内科(神経内科)はどんなときに受診する科ですか?
脳神経内科(神経内科)はどんなときに受診する科ですか?

脳神経内科は例えるなら電気の修理屋さんです。得意分野は人の体の中で電気活動をしている「神経と筋肉」です。ここでいう「神経」とは神経細胞(ニューロン)を指し、脳・脊髄・末梢神経(運動・感覚・自律神経)には神経細胞が含まれます。筋肉は神経からの合図を受け、電気活動をしています。

脳全体には天の川の星の数と同じくらい約800-1000億個の神経細胞が存在するとされ、絶えず電気活動が起きています。

脳波(脳電図)でみる電気活動は、アルファ波など波に例えられます。また、筋肉でできた心臓(心電図)と同様、手足の筋肉も電気活動(筋電図)があります。

神経の異常は、さまざまな症状を起こします。

具体例)

1.頭が痛い(頭痛)  

2.体の一部が動かない(麻痺)

3.全身がふるえ、意識がない(痙攣)

4.呂律がまわらない(構音障害)

5.物忘れ(認知機能障害)

診察では、症状の原因が脳なのか、脊髄なのか、末梢神経なのか、筋肉なのか、あるいはそれ以外かを評価します。その上で、脳神経内科で検査・治療するか、あるいは他科(脳神経外科、整形外科、精神科など)の受診が有効か判断します。

症状と診療科は必ずしも一対一ではありません。早めに近くの病院へかかることで必要な検査や治療の方向性のスタート地点に立つことができます!

神経内科 医師 大竹 悠介