2023.02.21
春の訪れ~立春と節分~
春の訪れ~立春と節分~

あっという間に2月ですね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今年の立春は2月4日。
まだまだ寒い日が続きますが、暦の上ではもう春です。

今回は番外編、【節分】のお話です。

節分って?

節分は立春の前日にあたります。
明治5年まで使われていた旧暦(太陰暦)では節分は大晦日。
立春は1年の始まりでした。

現在にも行われる節分の行事は、季節の変わり目に起こりやすい
病気や災害を鬼に見立て、それを追い払う儀式です。

年末に厄を払い、新年の健康無事を祈る。
「季節を分ける」ということで節分なんですね。

邪気を払うアイテムとして、鬼の嫌う尖ったものや臭いもの鰯の頭を柊の枝に刺し、玄関などに取り付けて鬼が家に入ってこないようにする「柊鰯」は平安時代から行われてきた風習です。

また、穀物には霊力が宿ると考えられ、一説には「魔を滅する」から転じて豆は邪気を払うということで、豆まきは室町時代頃中国から伝わり、江戸時代頃には日本でも文化として定着したようです。

ちなみに、鬼といえばこのような姿をイメージしますよね。
丑寅(北東)の方角は鬼が出入りする「鬼門」と言われ避けられたことから、牛・虎と関連付けられて、丑(牛)の角に寅(虎)の履き物の姿で描かれるようになりました。

さて、今回は番外編でした。

ちなみに院長は北海道育ちのため(?)
冬でも元気に半袖で、毎日患者さんのお宅へ訪問しております!(寒くないそうです)

春が待ち遠しいですが、季節感を楽しみながら過ごしていきたいですね!