そのむくみ、体からのサインかも?

私たちの体では、血管からしみ出た水分をリンパや静脈が回収してバランスを保っています。しかし、長時間同じ姿勢でいたり、塩分をとりすぎたり、血流が滞ったりすると、このバランスが崩れ、皮膚の下に水分がたまってむくみとなります。

心不全などの心疾患、腎疾患、肝硬変などの肝疾患、深部静脈血栓症など血管が詰まる病気、リンパの流れが悪くなって生じるリンパ浮腫など、医学的な評価が必要となる疾患が背景になることもあります。
とくに「片側だけ急にむくむ」「痛みや赤みを伴う」「息切れ・動悸・体重増加がある」「朝より夕方にかけて強くなる」「押すと跡が戻りにくい」などの特徴がある場合は、早めの受診をお勧めします。

むくみは軽く見えて、体のサインであることも少なくありません。「続いて気になる」「原因が分からない」という場合は、一度医療機関で相談し、必要な検査や治療につなげることが大切です。
循環器内科 医師 藤田 寛奈
